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ポルトガルの若者たち 欧州人権裁判所に気候変動を訴訟

photo : Filipe Farinha/EPA

ポルトガルの若者たち(8〜21歳)が、欧州人権裁判所に対して気候変動訴訟を起こしました。将来の心身の健康を守るため、より大胆な排出量削減を要求するものです。クラウドファンディングによるこの訴訟は、国境内の排出量だけでなく、貿易、化石燃料の抽出、アウトソーシングなどを通じて、消費者や企業が世界の他の場所で受ける気候変動への影響についても複数の国を提訴しています。

ポルトガルは90年で最も暑い7月を記録しました。訴訟は、2017年に120人以上が死亡したポルトガルの森林火災を受けて3年前から始まりました。原告のうち4人は、最悪の被害を受けた地域の1つであるレイリア出身です。他の2人の原告は、2018年に記録的な44度の暑さでうだるようになったリスボンに住んでいます。

the Guardianより(Portuguese children sue 33 countries over climate change at European court
EcoWatchより(Portuguese Youth Activists Sue 33 Countries Over Climate Change