ブラジルのビールメーカー、アンベブ(Ambev)は、森林破壊の度合いに応じて価格が変動する仕組みのビール「コロラド・アマゾニカ(Colorado Amazonica)」を発表しました。森林破壊面積が減少すればビールの価格は下がり、破壊面積が増加するほど、価格は高くなるそうです。
アンベブは世界最大の酒類メーカー、アンハイザー・ブッシュ・インベブ(AB Inbev)の傘下にあり、ビール収益は全てアマゾン地域の先住民族の共同体、現地住民、家族経営の農家などのネットワークに寄付される予定です。
なお、ブラジルのアマゾンの森林破壊面積は、極右のジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)氏が大統領に就任した1年目に85.3%増加し、延べ1万123平方キロになっています。
AFPより(安いビールが欲しい? 森を守れば価格が下がる新商品発売 ブラジルメーカー)