寒い冬に手放せなくなる使い捨てカイロ。
発熱しなくなったらゴミ箱行きでしたが、中身の酸化鉄を再利用して水をきれいにするプロジェクトの事業化に取り組んでいる人がいます。実験したゴルフ場の池では、13週間で見た目が綺麗になったという。
製造工程で発生するカイロの中身と同じ廃棄物が年間100トン出るメーカーにとっては、廃棄物を有効に再利用してもらえて、処理にかかっていたコストがゼロになる。
このプロジェクトの目標は４年後に開催を予定されている「2025年日本国際博覧会」（大阪・関西万博）までに、会場となる夢洲周辺の海をきれいにすることだそうです。
まいどなニュースより（使用済の「使い捨てカイロ」で水をきれいに 環境のため再利用…夢は大阪万博「夢洲の海を浄化したい」）
そうなんですか！時間などをかかって開発したのに、それは少し惜しいですね。
でも普段に捨てられるものに対して、技術を通して、このような使い方があることは意識喚起の面ではすごくいいと思います。
物を発明したり、新しい技術を開発したりするときに、最初から全ての問題を解決できないと思います。やってみないとわからないことが多いからです。
もし今後はうまくできたら、もっと気軽に参加できる仕組みを取り組んで、例えば駅で収集ボックスを奥にはもっと多くのひとに関心をもってもらえたらいいかもしれません。
仕組みを大学の先生から聞いたことがあって、正直効果は限定的、仕切っているところしかできないとのことです。