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地域の野菜を配送し、最寄りバス停で受け取れる「やさいバス」

image : やさいバス

農産物の配送車を地域に巡回させ、農家とレストランや家庭を結ぶ「やさいバス」。生産者は料理人や家庭の注文に応じて農産物をバス停(集配場)に持ち込む。農産物が配送車で運ばれ、購入者は最寄りのバス停で受け取るという仕組み。

2017年3月に事業を開始。静岡県内で営業エリアを広め、購買者は840件、生産者は392件(10月26日現在)に上る。長野、茨城、神奈川、広島県内でも運行中で、近く千葉、愛知県でも走り始める予定だ。留学生の縁で、ケニアでの展開も構想中という。

毎日新聞より(地域をぐるぐる「やさいバス」快走 注文に応じバス停から食卓へ

モトユキ

記事内では物流費の圧縮とありますが、トラックのシェアはエネルギーの面で環境負荷をかけないことにも貢献していると思いました。農家の正当な評価、という視点も共感できます。

コウ

野菜は単価がものすごく高いものですので、野菜を配送するには、普通の物流会社に依頼する場合、配送料は野菜より高いや同じくらいときがあります。また、「ベジネコ」という農産物を対象に配送料が抑えられる事業があると農家さんから聞きましたが、まだ広げていないようで、適用されている北杜市から都心までの農産物の配送料はまだ適用されていない青梅市から都心までの料金より安いという現状があります。都心から青梅の方が近いのに、配送料がもっとかかることには色々と考える点と課題があると感じています。